岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

ユニセフ岩手県支部「一関東中学校で出前講座」(2009年8月10日)

ユニセフ岩手県支部“ユニセフを学ぶ”出前講座報告
選択公開講座一関市立一関東中学校(旧弥栄中学校)

 2009年7月9日、ユニセフ岩手県支部(本部:岩手郡滝沢村)のボランティァスタッフ3名は、一関市立一関東中学校(所在地:一関市滝沢水口)の第1回選択公開講座“ユニセフを学ぶ”に出前講座としてうかがいました。同校は旧弥栄中学校と旧真滝中学校を統合して、昨年4月に、一関東中学校として開校した新しい中学校で、全校生徒数は約120名とのことです。

 当日は、ユニセフ紹介のビデオを見た後、途上国の地図を5歳未満児の乳児死亡率の高低による色分けをしました。また、「ユニセフすごろく」を使用したゲームは楽しみながら、ユニセフ活動が学べ、みんなでおおいに楽しみました。

5歳未満児の死亡数を国ごとにグループ作業で色わけし発表しました  5歳未満児の死亡数を国ごとにグループ作業で色わけし発表しました
▲ 5歳未満児の死亡数を国ごとにグループ作業で色わけし発表しました

<生徒たちの感想と届いた手紙の紹介>
  • この授業を受けて「世界の子どもたちは危ない毎日を送っている」と分かりました。
  • 食べるものがない「子どもたちがこんなにいる」ことに大変驚きました。
  • 学校に行けない子どもたち、行きたくてもお金も、地方に学校も無い地域があるなど・・・日本で暮らす私たちには想像できない現実を知りました。
  • 地図を色塗りしてみて、経済発展と死亡率の関係が深いことがよく分かりました。
  • 今の暮らしと比較し、少しでも他国の子どもたちが楽しい毎日が送れるように自分にできることを考えていきたい
  • 2回生の石川さんから以下の手紙と募金が届きました。
    「こんにちは。私は第2回入学生ですが、新しい校舎は木をいっぱい使っていて、しかも広くて大きくて、校庭も広くてとてもいい中学校です。ユニセフの活動はあまり興味がなく深く知りませんでしたが、7月9日の講座は楽しかったし、ユニセフや貧しい国の状況が分かりました。私は募金があっても素通りしていました。勇気がでなかったのです。でも、ユニセフや外国の子どもたちの様子を見たからにはそっせんして募金をしたいなと思います。」(2回生 石川 咲希)

新しい中学校の外観
新しい中学校の外観

<問い合わせ先>

ユニセフ岩手県支部 電話:019-687-4460

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