岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

大船渡市立吉浜中学校でユニセフ出前講座(2010年3月8日)

大船渡市立吉浜中学校でユニセフ出前講座を実施

 岩手県の最南沿岸にある大船渡市の市立吉浜中学校(三陸町)は、「新しい時代にたくましく生きる人間の育成をめざす」を教育目標とし、ボランティア活動としての吉浜荘訪問や吉浜海岸の磯清掃や国道清掃などの奉仕活動と環境保護活動などに力を入れる全校生徒数45名の小規模校です。同校は2010年2月23日に“ユニセフ講座” を実施しました。

 ユニセフ協会岩手県支部から藤原綾子事務局長と鈴木通子ボランティアスタッフが参加しました。また、かつてインドのユニセフスタディツアーに参加したことがある平 和雅先生も、サリーを身にまとって、その時の体験を報告しました。生徒たちは初めて聞くインドの子どもたちの衛生状況などに目をみはっていました。さらに、ユニセフビデオの観賞、5歳未満児の死亡者数を国別に世界地図に塗ったり、食糧分配ゲームを通じて生徒たちはインドの子どもたちの現状やユニセフの現地支援活動などについて多くのことを感じ学んだようでした。

(左)出前講座座とサリーをまとって説明する平先生(右)  (左)出前講座座とサリーをまとって説明する平先生(右)
▲(左)出前講座座とサリーをまとって説明する平先生(右)▲

【生徒たちの感想(抜粋)】
  • めぐまれない子どもたちの大変さがとても分かった。僕たちとは違い、学校へ行けない子どもがいるということ、水くみに1時間以上かけて行くということを知り、これからもエコキャップなどでボランティアを続けたいと思った。色塗りや食糧分配ゲームでは楽しく学ぶことが出来てとてもよかったです。
  • 毎日、学校に行きたくないとよく思うけど、学校にすら行けずに苦しい仕事をしている子どがいるということがあらためてわかった。そして自分がどれだけ恵まれた所で生きているかがわかった。
  • 映像を観て、世界にはまだまだ貧しい国があることが分かった。あれに比べて、自分は恵まれていることを実感した。平先生の報告で、左手で○○○をふくと聞いてビックリした。

食糧分配ゲームの一場面
▲食糧分配ゲームの一場面

吉浜中学校の外観
▲吉浜中学校の外観

 ☆2009年11月18日掲載の同校のユニセフの取組み報告はこちら

<問い合わせ先>

日本ユニセフ協会岩手県支部 事務局 電話:019-687-4460

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