岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

盛岡市立上田小学校「福祉講演会(ユニセフ出前講座)」(2010年12月15日)

盛岡市立上田小学校「福祉講演会」でユニセフの出前講座
~DVD「ユニセフと地球のともだち」で5年生63名が学習~

 盛岡市立上田小学校(盛岡市、坂本行雄校長)では、2010年11月15日、5年生63名を対象に「福祉講演会・ユニセフを学ぶ」を開催しました。講演会にはユニセフ岩手県支部(岩手郡滝沢村)から守谷祐志常務理事、藤原綾子事務局長、ボランティアの鈴木通子・工藤景子・松原杏寿の5名が参加しました。講演会では、DVD「ユニセフと地球のともだち」を上映し、「世界の子どもたちのくらしの様子とユニセフが子どもたちのために井戸を掘ってきれいな水が飲めるようにしたり、小さい子どもの命が守られるように支援していること」などを学びました。

※DVD「ユニセフと地球のともだち」は、日本ユニセフ協会が作成した視聴覚教育用ライブラリーで、「保健、水、栄養、教育、困難な状況にある子どもの保護、緊急救援」の6つを柱としたユニセフの活動を、現地の子どもたちの声や映像を豊富に取り入れながら説明しているものです。

●きれいな水が自由に飲めない現実にびっくりしました

 子どもたちは、「きれいな水がないということを知ってびっくりしました」「働いたりする子どももいて、僕はひまだなあと思ったりするけれどぜいたくなんだと感じました」など感想を話してくれました。


▲「ポカリスエットのようだ」経口補水塩(けいこうほすいえん)を作って()んでみました。
下痢(げり)などで脱水症状(だっすいしょうじょう)の子どもを救う経口補水塩(けいこうほすいえん)。水1リットルに砂糖(さとう)小さじ4・(しお)小さじ0.5・・・25倍の速さで吸収(きゅうしゅう)されます。


▲「水がめを使って水くみ体験」ネパールで使われている水がめで、いっぱい水が入ると15kg半分7kgの水を持ってみました。
10歳位の女の子の仕事なのです。

●上田小学校ボランティア委員会からお礼のお手紙が届きました。
おいそがしい中、わざわざ上田小学校へ来てくださりありがとうございました。ビデオを見た時に、「勉強もしないで家の手伝いをしている」「朝早くから水をくみに行っている子どもを楽にしてあげたい」と思いました。日本は恵まれていること感謝しました。まほうの水や水運び体験などをさせていただき、いい学習になりました。本当にありがとうございました。
<問い合わせ先>

日本ユニセフ協会岩手県支部 事務局 電話:019-687-4460

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