岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「2019年度 ユニセフ出前講座」がはじまりました(2019年3月15日)

岩手県ユニセフ協会「2019年度 ユニセフ出前講座」がはじまりました
~金ヶ崎町立西小学校・岩手大学教育学部 社会科教育科~

●1月29日、金ヶ崎町立西小学校 5・6年生 26名で実施
▲「ユニセフってなあに」のパネルに見入る児童 ▲ユニセフ支援グッツの説明を聞く生徒たち

 岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定地域組織:滝沢市)は、1月29日、金ヶ崎町立西小学校の5・6年生 26名を対象にユニセフ出前講座を実施しました。

 今回、生徒たちは、世界にはさまざまな国があり、その国に住む子どもたちはどんなくらしをしているのか、「栄養不良から小さな命を守ろう!」を学びました。生徒たちは、栄養不良かどうか・・・上腕周囲(上腕の周囲を測ってみよう、その細さでわかる)を、ユニセフが支援している赤ちゃん体重計・プランピーナッツ・経口補水塩・虫下し・きれいな水って大切なんだよ!などを知り、水がめを使って水くみ体験をしました。

 岩手県ユニセフ協会から工藤景子ボランティアスタッフ、藤原綾子事務局長が参加しました。

【生徒たちからの感想の紹介(抜粋)】

○世界では、池や川の水を使うしかなくなって病気にかかってしまうことにびっくりしました。げりなどになると、体の水分がなくなり命を失ってしまうことがわかりました。また、遠くの川や池からくんでくるため、学校に行けなくなる人もいることが分かりました。ユニセフは井戸を作ったり、栄養がない子がいたとき、すぐ栄養ほきゅうすることのできるものを送るということをしていることを知りました。ぼくは、ぼ金をして世界の子どもたちが生きる権利、育つ権利、参加する権利、守られる権利をえることができるようにしたいと思いました。(5年 男子)

○世界には、とても貧しい人や戦争している人たちがいることを知り、おどろきました。そして困っている子どもたちを助けるユニセフの活動はとても大切なことだとわかりました。これからは、私も積極的に募金に参加したり、ニュースに目をむけるようにしたいです。100円が薬100個分になったり、1000円が脱水症を防ぐ道具になったりする募金の大切さもいいなと思いました。自分のことだけではなく、人のことも考えられる人になりたいです。学校に行けない人やお金がなくて文房具が買えない人たちを救うために、募金でユニセフを応援しようと思いました。(6年 女子)

●2月6日、岩手大学教育学部 社会科教育科の6名の学生に出前講座

 2月6日(水)、岩手大学教育学部社会科教育科で、「人権と教育」の一環として専攻する教職につく人、国際的な仕事をめざしている人など6名は、「子どもの権利条約とユニセフ」について真剣に学びました。

 岩手県ユニセフ協会から松田和彦・工藤景子ボランティアスタッフ、藤原綾子事務局長が参加しました。

【学生からの感想の紹介(抜粋)】

○今回、ユニセフ協会の方々からお話を聞いたり、ワークショップを行い子どもの権利条約について学んでみて、非常に理解を深めることができた。特にワークショップでの活動が一番印象的で子どもの権利条約が40条まであり、教育面であったり生活面など様々な面から子どもを守るための条約があることに驚いた。また、こんな街だったらいいな、嫌だなと思うことを考えるものでは 普段自分たちが過ごしてる環境がどれだけ恵まれているかを再認識しながら考えることができたと同時に感謝して生活しなければならないなと思った。今回の活動を通して世界の困ってる子どもたちのために自分たちができることは何かを考えさせられたし、出来ることを少しずつでも行っていきたいと思った。(3年男)

○今回自分の体験上はじめてユニセフの方に説明をいただいて日本がどのようにかかわってきたのかについて知ることができました。戦時中、後や震災のとき子供たちを守るという観点から活動を行ってきたユニセフは変わらず今も世界の子どもたちを支援している。それが世界規模で行われていることがすごいことなのだと思いました。授業のときに感想でも述べた通り、青年海外協力隊に少し興味があり、困っていること、人に手を差し伸べるという観点は一緒なのだろうと感じました。とても自分の知見が広がったと思います。(3年女)

<問合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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