岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

UNICEF:世界の危機の支援現場から(2022年3月18日)

UNICEF:世界の危機の支援現場から

日本ユニセフ協会

首都キエフの産科病院に届けられたユニセフの医療物資。箱の中には手術道具などが入っている(ウクライナ、3月11日撮影)

首都キエフの産科病院に届けられたユニセフの医療物資。箱の中には手術道具などが入っている(ウクライナ、3月11日撮影)

March 2022

発行:日本ユニセフ協会

ユニセフご支援者の皆様

いつもユニセフの活動にあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。3月のメルマガをお届けします。

ウクライナ危機、子どもたちの命を守るために
皆様のおかげで実現した初期支援活動

ユニセフの支援拠点“ブルードット”の前で出迎えられる、2歳のマトヴィーちゃん(ルーマニア、3月3日撮影)

ユニセフの支援拠点“ブルードット”の前で出迎えられる、2歳のマトヴィーちゃん(ルーマニア、3月3日撮影)

危機下にあるウクライナの子どもたちに寄せられた日本の皆様からのご支援として、当協会は3月3日に200万米ドル(約2億3,000万円)、また3月15日には追加で500万米ドル(約5億8,400万円)をウクライナおよび周辺国における緊急支援事業資金として拠出しました。皆様のあたたかいお気持ちに、心より感謝申し上げます。

ウクライナでは家や学校、孤児院、病院などへの攻撃がなお続いており、いま約1秒にひとり、子どもが難民になっていると言われています。これからも時間とともに、人道的ニーズはさらに増大することが予想されており、ユニセフは24時間体制で命を守る支援を危機下にある子どもたちへ届けています。

ウクライナから到着した3歳のタラスちゃん(ポーランド、3月10日撮影)
ウクライナから到着した3歳のタラスちゃん(ポーランド、3月10日撮影)

戦闘が続くウクライナ国内では例えば:

・3月5日に第一便として到着したユニセフ支援物資のうち、医療用キットなどをキエフなど最も被害を受けている地域の20の病院・医療施設に提供しました。

・168トンのユニセフ支援物資を積んだ22台のトラックが、今後数日間でリヴィウに到着する予定です。

難民が流入し続けている周辺国では例えば:

・子どもたちと家族の安全を守るための支援拠点“ブルードット”を、続々と国境付近に設置しています。

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「ニュースで感じる不安、否定せず、寄り添って。」
~子どもとの対話のヒント

家族のイラスト

紛争や戦争の報道を見ると、心がざわつき、恐怖、悲しみ、怒り、不安といった感情がわきます。子どもたちはなおさらです。

紛争や戦争について子どもと話すとき、身近にいるおとなはどんなことに気を付けたら良いのでしょうか?不安に思っている子どもに、どのように接したらよいのでしょうか?

対話のヒントはこちらから>

アフガニスタン:人道危機の最前線で続く支援活動

栄養治療食を鞄の中に収める、1歳4カ月のエーサン・アフマドちゃんのお母さん

16日分の栄養治療食を鞄の中に収める、1歳4カ月のエーサン・アフマドちゃんのお母さん。5回の通院と治療を重ね、エーサンちゃんは今日、重度の急性栄養不良の状態を脱したと診断されました。エーサンちゃんの命を救った栄養治療食は、ユニセフによって、アフガニスタンのカンダハールにあるこの総合保健センターに提供されています。

アフガニスタンでは今年、国民の97%が貧困に陥り、5歳未満児の2人に1人が命にかかわる急性栄養不良になると予測されています。ユニセフはアフガニスタンで半世紀以上にわたって支援活動を続けている数少ない国際機関のひとつであり、また、国内で栄養治療食を提供している唯一の機関です。国の指導者が変わるなかでも、途切れることなく、これからも最前線で子どもたちを守ります。

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紛争下のシリアの子どもたちに、暖かい服を

ユニセフの支援物資の箱をあける男の子

シリアで2011年3月に勃発した紛争は、11年が経過した今なお続いています。多くの家族が避難生活を強いられ、平和な日常を経験したことがない子どもたちも年々増えています。

シリアの冬は寒さが厳しく、避難民キャンプの家族が寒さをしのぐことは非常に困難です。ユニセフは毎年の秋頃、避難生活をおくる子どもたちへ、冬用の服や靴を届けています。

昨年秋、日本の皆様と各国からのご支援により、ユニセフは、シリアのアレッポ郊外にある複数の国内避難民キャンプで暮らす子どもたち約5,000人に冬服キットを届けることができました。

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新型コロナワクチン、144の低・中所得国に供給


動画「新型コロナ禍3年目、皆様のご寄付で届けられた支援」

新型コロナワクチンを公平に分配するための国際的な枠組み「COVAXファシリティ」を代表して、ユニセフが世界規模のワクチン供給を開始したのは2021年2月。

皆様のあたたかいご支援に支えられて、この1年で10億回分を超える新型コロナワクチンを、世界144カ国の低・中所得国に供給することができました。

またユニセフは、注射器12億本、注射針回収ボックス1,100万個、超低温冷凍庫800台などの予防接種に欠かせない物資を提供し、感染予防対策やワクチンについての正しい情報を伝える啓発活動も展開しています。

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「子どもの権利条約カードブック」のご紹介

「子どもの権利条約カードブック」

ユニセフの活動の基盤である「子どもの権利条約」は、すべての子どもが生まれながらにもっている“権利”について定めた国際条約です。

この条約の第1条~40条を子ども向けに抄訳し、イラストつきのカードにした冊子「子どもの権利条約カードブック」では、カードを切り取って、みんなで話し合いながら「子どもの権利条約」について楽しく学ぶことができます。また、カード裏面には各条文の原文(政府公式訳)も掲載されており、おとな向けの資料としても活用いただけます。

「子どもの権利」を守るためにはどうしたらよいか、このカードブックを活用いただき、ご家庭や学校などで一緒に考えていただく機会となれば幸いです。

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