岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

UNICEF:ウクライナの戦闘の影響下の子どもたちに暖と希望を(2022年12月20日)

UNICEF:ウクライナの戦闘の影響下の子どもたちに暖と希望を
~ユニセフ、祝祭期間の同国内の取り組み支援~

 岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定地域組織,滝沢市土沢)が参加する(公財)日本ユニセフ協会は、このほど、ユニセフ(国連児童基金)のウクライナの現地の子どもたちへの支援活動を伝えました。

 ウクライナの人々が聖ニコラウスの日を迎えるにあたり、ユニセフ(国連児童基金)は脆弱な立場にいる全国の子どもたちとその家族が、祝祭期間に経済的・教育的・精神的な支えを受けられるよう、新たな取り組みや活動を通じて支援を強化します。

●子どもたちに暖と希望を

 ユニセフはウクライナの社会政策省と協力して、4人以上の子どもがいる家庭や障がいのある子どもを持つ家庭など、12万3,000世帯に総額1億200万米ドルの追加現金給付を行い、子どもを含む50万人近くの人々を支援します。

 ユニセフはまた、東部の戦闘の影響を受けた子どもたち、特にハルキウ州やヘルソン州など新たにアクセスが可能になった地域の子どもたちへ、楽しみながら学べる贈り物を届けるために、ウクライナ社会政策省とウクライナ鉄道がこの祝祭期間に行っている取り組みも支援しています。ユニセフはこの取り組みに対し、スクールバッグや文房具など約3万点を提供し、子どもたちの学習やメンタルヘルスを支えます。


© UNICEF

© UNICEF/UN0721388/Latayko
●19万世帯に現金給付支援

 「家族がこの1年の経験を振り返り、新しい年を迎えるこの時期、最も見通しの立たない時にもほんの少しの日常を感じ、未来への希望を持ってもらうことは非常に重要です。2022年を通して行ってきたように、ユニセフは新しい年を迎えるにあたり、ウクライナの子どもたちとその家族を支援するためにできる限りのことを行っていきます」(シャヒン)

 ユニセフは引き続きウクライナ社会政策省と協力し、同国の最も弱い立場にある家庭に対して、効率的かつタイムリーな現金給付が行えるよう取り組みます。本現金給付プログラムは、国連中央緊急対応基金、欧州連合、欧州各国政府、ならびにユニセフの緊急・復興予算のうち使途を柔軟に定められる資金からの拠出によって賄われています。

(※写真・情報の出典は、公財日本ユニセフ協会HPより)

<お問合せ先>

(公財)日本ユニセフ協会 0120-88-1052(平日10時~17時)

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