岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

ユニセフは「アフリカ緊急募金」を開始しました(2011年8月9日)

日本ユニセフ協会から緊急のお知らせ
ユニセフは「アフリカ緊急募金」を開始しまた。ご協力を!

 日頃よりユニセフ支援活動にあたたかいご理解とご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 報道等でご存知と思いますが、アフリカの角地域で続く長い干ばつと食糧危機の影響でソマリア、エチオピア、ケニア、ジプチで子どもたちが生存の危機に直面しています。

 これはただの食糧危機ではありません。子どもの生存の危機です。

 ソマリアで大規模食糧危機が子どもたちを直撃し、ソマリア南部全域に広がっています。危機的状況にある370万人の約半数は18歳未満の子どもたちで、そのうちの5人にひとりが5歳未満の子どもたちです。ソマリア南部だけで、推定47万人の子どもたちが栄養不良に陥っており、緊急支援がなければ命を落とす危険性が高まっています。

UNI114826:  ©UNICEF/NYHQ2011-1115/Holt 栄養状態を調べる検査を受けるために待つ子どもたち。
▲UNI114826: ©UNICEF/NYHQ2011-1115/Holt
栄養状態を調べる検査を受けるために待つ子どもたち。

UNI115444:© UNICEF/NYHQ2011-1182/Holt 食料配給の列に並ぶ女性と子どもたち
▲UNI115444:© UNICEF/NYHQ2011-1182/Holt
食料配給の列に並ぶ女性と子どもたち

●ユニセフ本部は国際社会に「2億1,300万米ドル」の緊急支援を要請

 この南部地域では、1万人につき毎日6人を上回る乳児が命を落としている地域もあります。これは、通常の緊急事態時の6倍に相当する割合です。多くの子どもたちが、支援を求めて、必死になって国内の都心部や国境付近へ向かっています。

 ユニセフは、このアフリカの角を襲う緊急事態の影響を最も受ける子どもたちのための支援を拡大するべく、今後6ヵ月間に必要な資金として、国際社会に2億1,300万米ドルの支援を求めています。この最も緊急に求められている支援の中には、治療用の食事やビタミン補給剤の提供、水と衛生分野の支援、予防接種などの実施も含まれています。

 ユニセフのアピールを受け、(公財)日本ユニセフ協会は、アフリカの角地域の子どもたちを支援するため、アフリカ緊急募金の呼掛け・受付を開始しております。

 生協や各団体の皆様におかれましては、東日本大震災への支援の真最中かと存じますが、世界の子どもたちへの支援にも、是非ご理解を賜り、「アフリカ緊急募金」への取り組みをお願いします。

日本ユニセフ協会(本部)のHPのアフリカ緊急募金のお知らせのページはこちら

アフリカ緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)

振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人日本ユニセフ協会

*通信欄に「アフリカ緊急募金」と『K1-030 岩手県ユニセフ協会』と明記願います。

*送金手数料は免除されます。

*当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

※なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

<お問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 電話:019-687-4460

▲このページのトップへ