岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

ユニセフ・大槌町の子どもたちに遊具を提供(2012年5月17日)

5月3日 ユニセフ・大槌町の子どもたちに遊具を提供
~子どもたちを勇気づけ、ワクワクした気持ちに~

日本ユニセフ協会(東京都港区)は、東日本大震災支援活動の一環として、復旧・復興のプロセスに子どもたちも参加できる機会をつくるとともに、子どもたちが楽しく安心して生活できる街が復興されるよう大槌町の取り組みを支援しています。

子どもたちが安心して安全に遊べる場所が非常に限られていることから、同町地域整備部管理用地課が中心に「仮設住宅団地のサポートセンター敷地内の公園(遊び場)づくり」を進めています。ユニセフは、この取り組みを応援するため、すべり台などの複合遊具を提供しました。

この公園が町中の子どもたちや町民が集える場所となるよう、住民の意見を反映した公園づくりのプロセス作りも支援。昨年の10月23日には親子ワークショップを開催し、設置される遊具の色やパーツについて、親子でアイディアを出し合いました。

親子ワークショップ(© 日本ユニセフ協会)
▲親子ワークショップ(© 日本ユニセフ協会)

ユニセフの提供:すべり台(© 日本ユニセフ協会)
▲ユニセフの提供:すべり台(© 日本ユニセフ協会)

このたび、大槌地区と小槌地区2か所の仮設住宅団地のサポートセンター隣接地に、海賊船とお城を模した遊具が完成し、5月3日に大槌地区の和野橋下流サポートセンター(和野っこハウス)にてお披露目式が行われました。当日はあいにくの雨となってしまいましたが、ワークショップに参加した親子などが集まってくださいました。大槌町地域整備部の土橋部長は「仮設等に入居して、新しい環境になっている子もいると思うけれども、この遊具で遊びながらひとりでも多くの友だちを作ってください」と挨拶がありました。岸和田市や遠野市からの応援の職員も駆けつけてくださいました。

土橋部長(右端)と岸和田市・遠野市の職員
▲土橋部長(右端)と岸和田市・遠野市の職員

“子どもたちにカルタや文具をプレゼント
▲子どもたちにカルタや文具をプレゼント

(情報の出典:日本ユニセフ協会HP 写真:県ユニセフ協会事務局撮影)

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