岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「ユニセフネパール大地震緊急募金」にご協力ください(第4報) (2015年8月28日)

岩手県ユニセフ協会「ユニセフ ネパール大地震緊急募金」に4ご協力ください!(第4報)

 4月25日に発生したネパール大地震は、現在も困難な状況が続いております。岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定地域組織、滝沢市土沢)を経由して日本ユニセフ協会に、個人・団体から寄せられた緊急募金は、5月~7月の3ケ月間で427万7,242円でした。引き続きご協力をお願いいたします。

 8月16日、岩手県ユニセフ協会は金ケ崎町国際交流協会と連携して「JA金ケ崎町農業まつり&米の日イベント」に参加しました。ネパールの料理 ベジタリア・プラウ炊き込みご飯&カレーソースを試食していただき募金を呼びかけました。最初に募金してくれたのは、「ユニセフ知っているよ」という小学生の女の子でした。ネパール出身のボランティアスタッフ松原杏寿さんの指導で、金ケ崎町国際交流協会調理ボランティアのみなさんで作りました。当日は、ネパールの料理のほかメキシコ・タイの料理の試食もありました。

▲農業まつり&米の日ユニセフコーナー▲

以下日本ユニセフ協会HPより抜粋

ネパール大地震緊急募金第27報 (公財)日本ユニセフ協会

ネパール大地震から4カ月モンスーンによる新たな危機未だ280万人に人道支援が必要

【2015年8月20日 カトマンズ(ネパール)発】

しこし© UNICEF Nepal/2015

MR(はしか・風疹混合)ワクチンの予防接種を受ける子ども

 ネパールで4月25日と5月12日に発生した大地震と、380回に上る余震は、多くの命を奪い、人々の生活を破壊しました。

 最初の大地震発生から4カ月近くが経ち、8月20日時点で確認された犠牲者は8,959人(うち28%が子ども)、負傷者は2万2,322人にのぼります。現在、1万1,000世帯の5万9,433人が、104カ所の避難所に身を寄せており、地震から約4カ月たった現在も、280万人が人道支援を必要しています。

さらなる危機-洪水、地滑り、コレラ

 モンスーンによる雨が、子どもたちをさらなる危機に晒しています。特に、避難している人々にとって、地滑りや洪水、水に起因した病気は脅威です。激しい雨によって、道路が閉鎖されるなどの影響が出ており、地滑りに対する救命活動や、被災地域への支援物資の輸送が妨げられています。

 また、カトマンズではコレラの感染が複数報告されており、8月18日時点、西カトマンズで31件の感染が確認されています。ユニセフは、ネパール政府や保健セクターとともに、被災地や避難所などで水質チェックや衛生促進を実施するため、人員を動員し、コミュニティのボランティア保健員への研修を行っています。

 また、8月15日から1週間、地震で最も甚大な被害を受けた14の郡で、生後6カ月から5歳までの子ども60万人を対象にしたはしか予防接種キャンペーンを実施。このうち5つの郡では、経口コレラワクチンの予防接種も追加で実施しました。

ユニセフの復興活動
© UNICEF Nepal/2015

学校を訪問し、コレラに関する知識の普及と、水質チェックについて啓発をするコミュニティのボランティア保健員

 地震発生直後の緊急支援から、復興支援へと推移した現在、中長期的で持続的な復興プログラムの実施に焦点が置かれています。多くの人々が未だに支援を必要としているなか、ユニセフは被災した子どもたちに様々な支援を届けています。

  • 子ども14万7,300人が教育を続けられるよう、一時的な学習センターを設置
  • 子ども40万6,181人に下痢から命を守るための支援を提供
  • 子ども70万3,699人に水の支援を提供
  • 子ども31万7,110人に栄養補助食を提供

ネパール大地震緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)

振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ネパール」と明記し、K1-030 岩手県ユニセフ協会と記入願います。

*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

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*三井住友銀行:専用口座を開設しています。

手数料減免:詳しくはこちら

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460
(日本ユニセフ協会協定地域組織)

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