岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

日本ユニセフ協会「東日本大震災復興支援活動」終了報告(2017年4月17日)

日本ユニセフ協会「東日本大震災復興支援活動は」2016年12月末で終了しました

 (公財)日本ユニセフ協会の東日本大震災で被災した子どもの支援に関わる分野での緊急・復興支援活動は2011年3月に開始されましたが、2016年度末をもって終了しました。活動の中で得た経験や教訓は、復興が進む地域でも、今後災害の発生が予想される地域でも、さらには海外でも、今後への備えや日々の活動に生かされはじめています。同協会の協定地域組織である岩手県ユニセフ協会(滝沢市)も随所でともに活動してきました。5年10か月にわたる活動の事例を紹介します。

1.被災地山田町に誕生したCAPリアスについて

 東日本大震災緊急復興支援活動の一つとして、被災3県に「子どもが暴力から自分を守るCAPワークショップ」が広がりました。県内のCAP岩手(盛岡市、高橋寿美子代表)に加え、東日本大震災復興支援活動として日本ユニセフ協会&J-CAPTAの支援のもとに、2014年4月にCAPリアス(宮古市、石井 良信代表)が山田町に誕生しました。自らも被災し言葉には表せない悲嘆を背負いながらも、地域の子どもたちの権利を守ろうとCAPスペシャリスト養成講座に民生児童委員、保健師さん、看護師さん、学校・幼稚園・保育園の先生方が参加しました。これまでに、山田町幼稚園・保育園のワークショップや大洋学園職員、低学年、高学年を対象にしたワークショップを開催しました。

▲子どもの様子に見入る赤ちゃんづれのお母さん ▲県内のユニセフ活動紹介に聞き入る英語教師
2.茨城県ユニセフ協会からの支援で久慈市宇部町の小袖保育園の園児たちが元気に活動。

 茨城県ユニセフ協会は、2014年から久慈市宇部町の小袖保育園との交流支援として、甚平や手芸品などを届け、2017年2月には毛糸のクッションやウレタンマットを送ったところ、園児たちが元気に活用しているとの報告がありました。茨城県ユニセフ協会のボランティアのみなさまありがとうございました。

<お問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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