岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

UNICEFメールマガジン:シリアの紛争から丸7年、失われた子ども時代(2018/03/26)

UNICEFメールマガジン:シリアの紛争から丸7年、失われた子ども時代

ユニセフご支援者の皆様


いつもユニセフの活動にあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
シリアでの紛争が始まってから丸7年が経過しました。しかし、暴力は終わりをみせることはなく、シリアの子どもたちは貴重な子ども時代を奪われています。先月、ユニセフは東グータおよびダマスカスで多くの子どもたちが犠牲になったことに対し、白紙の声明を発表しました。今号では、シリアでのユニセフの支援活動などについてご報告します。

シリア危機7年:失われる子ども時代

紛争開始から7年が経過し、8年目を迎えたシリア危機。子どもたちは取り残され、暴力を目の当たりにし、紛争によって命を脅かされています。2018年の1月と2月だけでも、暴力の激化により1,000人の子どもが死傷しています。シリア国内および周辺国で支援を必要としている子どもの数は800万人以上と、2012年当時の50万人から、15倍以上に膨れ上がっています。

子どもたちのこの悲惨な状況は、子どもたち自身の選択でも、子どもたちの力が及ぶ範囲のことでもありません。子どもたちには、守られる権利があります。ユニセフは紛争終結のためのより強力な外交努力を通じて、子どもたちに悲劇をもたらすこの巨大な流れの根本原因に取り組むべきであること、そして難民たちの祖国への開発支援と人道支援が必要であると国際社会に対して訴えています。

ユニセフは、シリアの子どもたちの命と未来を守るため、2017年、シリア国内で1,460万人が安全な水や衛生施設を利用できるよう支援したほか、シリアおよび周辺国で900万人の子どもがポリオの予防接種を受け、320万人以上の子どもが教育の機会を得ることができました。皆さまのご支援に感謝申し上げます。

ロヒンギャ難民危機:サイクロンへの備えが急務に

バングラデシュは3月からサイクロンの季節を迎えます。例年バングラデシュに大きな被害をもたらしているサイクロンは、現在の難民危機に、さらなる危機をもたらす危険があります。

難民の人々は、防水シートで覆った簡素な小屋で生活しており、衛生状態が悪く人々が密集している状態で、いつ病気が流行してもおかしくありません。

支援活動は時間との闘いです。ユニセフは、洪水の危険性のある土地で生活している家族を見つけ、安全な場所に移動してもらい、安全な水と衛生的なトイレが利用できるよう支援しています。

また、コレラの流行に備えて保健員の研修や、医薬品及び備品の確保を進めているほか、110万人を対象にコレラの予防接種を実施しています。

ラブウォーク中央大会参加者募集!

4月1日(日)、第36回「ユニセフ・ラブウォーク中央大会」が開催されます。参加費の一部がユニセフ募金として、ユニセフの活動に役立てられるウォーキングイベントです。

ユニセフハウス(東京・品川)をスタート/ゴール会場として、いくつかの大使館前と目黒川沿いを巡る6kmと12kmのコースです。ユニセフの活動を知るクイズラリーもあります。

今年のユニセフ・ラブウォークは「子どもに生きるチャンスを」がテーマです。世界では、約6秒にひとりの子どもたちが予防可能な原因で5歳の誕生日を迎える前に命を落としています。ユニセフは、すべての子どもが生まれた国や境遇に関係なく等しく守られるように、予防接種の普及、栄養改善など総合的な支援活動を行っています。

ご家族、ご友人をお誘いのうえ、ぜひご参加ください。

ユニセフハウスに行ってみよう!

JR線・京急線の品川駅から徒歩7分のところにある、ユニセフハウス。1階と2階の展示室は、社会見学や修学旅行の子どもたちも多く訪れる学習施設となっています。

開発途上国の保健センターや学校、難民キャンプを再現した各コーナーでは、ユニセフが現場で使っている本物の支援物資に触れたり、ボランティアガイドから説明を聞くことができます。

入館料、ガイドツアー(90分)ともに無料ですので、春休みの機会に、ぜひご家族やご友人を誘ってユニセフハウスを見学してみませんか?(※ガイドツアーは要予約)

■世界のニュースPick up■

約6秒に1人−今この瞬間にも失われつつある小さな命。あなたの力で子どもの命と未来を守ることができます。

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あなたが選んだ支援物資が子どもたちに届く、ユニークな支援のかたちです。

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子どもたちの限りない未来のために、ご自身の遺産、相続財産やお香典を役立てる方法があります。遺産、相続財産のご寄付(現金)には、相続税がかかりません。

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